【阪神・平田2軍監督語録】5回1安打8奪三振の森木を絶賛「全くブランクを感じさせない素晴らしい投球」

[ 2022年8月22日 05:10 ]

ウエスタン・リーグ   阪神8-1中日 ( 2022年8月21日    ほっと神戸 )

<ウエスタン阪神・中日>スタンドのファンへ勝利のあいさつを終え森木とベンチに戻る平田2軍監督(左)
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 阪神は21日、先発の森木が5回1安打、8奪三振と圧巻の投球を披露した。序盤から低めに制球を集め、最速152キロの直球を軸にスプリット、スライダーで中日打線を寄せ付けなかった。打線は0―0の5回に板山の適時二塁打で先制すると、その後は小野寺の3ランなどで突き放した。

 以下は平田2軍監督一問一答。

 ――森木が好投。
 「昨日中止でスライド。ずっと雨で中止になっていろいろと延びてきて、コンディションなかなか難しいところだろうけど、立ち上がりのトップバッターにフォアボール出したけど、何の問題もなかった。栄枝がスチールをしっかり。高知高校コンビだよ。これもう、素晴らしいバッテリーで。栄枝がスチール殺したっていうところで、完全に落ち着いたね。そういう危なげないというか、今日はそういうコントロール的な、トップバッターだけで、あとは全くそういう心配もなかった。これだけスライドして…。難しいと思うよ。そこを難なく、5回ね。全くブランクを感じさせない素晴らしいピッチング」

 ――これで1軍に行くとなれば筆頭候補になる。
 「ピットきたら110番ってあったでしょ。もっと勉強しなきゃ。なんで若い記者まであれしなきゃいかんの。だいたい分かるでしょ。スライドスライドでここまできてる。そこまでは知らんで、あとは。上が決めることだから」

 ――マルテは。
 「マルちゃんもバッティングの状態は全然問題ないね。1軍上がる前より今の方がバッティングいいもん。走るのだけ。今日も下が悪かったからな。ドキッとするんだよ。彼は足の状態。守備もノック見てる?俺が打ってるの。あの動きを見たら動き的には問題ないんだけど、やっぱりパッと走る、力が入るところ。それをゲームで1度チェックをして、しっかりとした全力疾走をできれば、彼のバッティングはほんと状態いいよ」

 ――高山選手も復帰した。
 「今日は1打席って決めていたんで、徐々に守備も。守備からいかせて。1打席。こうやって徐々に、彼もゲーム勘を取り戻していくしかないでしょ」

 ――桐敷は3回を無失点。
 「桐敷はもうひとつやな。マウンドの状態もあったけど、投げ込んでキレが出てくる。いい意味で3イニング投げられたんで。もっともっと状態上がってくるし、元の球のキレが戻ってくると思う。桐敷も問題ない。彼も雨で流れてるからな」

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2022年8月22日のニュース