【甲子園】「青春ってすごく密なので」仙台育英・須江監督の言葉に感動の声続出「涙腺が崩壊した」

[ 2022年8月22日 18:18 ]

第104回全国高校野球選手権大会・決勝   仙台育英8ー1下関国際 ( 2022年8月22日    甲子園 )

<仙台育英・下関国際>7回1死満塁、満塁本塁打を放った岩崎(左)を出迎える仙台育英・須江監督(撮影・北條 貴史) 
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 仙台育英が春夏通じて東北勢初となる優勝を果たした。夢を実現させた聖地で、須江航監督が残した言葉に注目が集まっている。

 今年の3年生は入学時から新型コロナウイルスの影響を受け続けた。優勝監督インタビューで「3年生たちにはどんな言葉をかけたいですか」と問われた指揮官は、「入学どころか、おそらく中学校の卒業式もちゃんとできなくて。高校生活っていうのは、僕たち大人が過ごしてきた高校生活とまったく違うんですね」と語り始めた。

 そして「青春ってすごく密なので」と続けた。

 「でも、そういうことは全部ダメだ、ダメだと言われて。活動しててもどこかでストップがかかって、どこかでいつも止まってしまうような苦しい中で、でも、本当に諦めないでやってくれた」とし、「でも、それをさせてくれたのは僕たちだけじゃなくて。全国の高校生のみんなが本当によくやってくれて。きょうの下関国際さんもそうですけど、大阪桐蔭さんとか、そういう目標になるチームがあったから、どんな時でも諦めないで暗い中でも走っていけたので。全ての高校生の努力のたまもの。ただただ、最後、僕たちがここに立ったというだけなので、ぜひ全国の高校生に拍手してもらえたらな思います」と締めくくると、全ての高校球児をねぎらう拍手が降り注いだ。

 「青春ってすごく密なので」というフレーズには、大勢が共鳴。ツイッターには「涙腺が崩壊した」「心にしみる良い言葉」「すごく素敵なインタビュー」「今の高校生にはすごく刺さった言葉なんじゃないかな」などという感動の声が続出していた。

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