【甲子園】仙台育英・佐藤悠斗主将 両親に「今までありがとう!」異例の呼びかけにアルプスの母も呼応

[ 2022年8月22日 17:02 ]

第104回全国高校野球選手権大会・決勝   仙台育英8ー1下関国際 ( 2022年8月22日    甲子園 )

<仙台育英・下関国際>優勝を決め、歓喜する仙台育英ナイン(撮影・坂田 高浩)
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 仙台育英(宮城)が下関国際(山口)を破って初優勝。東北勢として春夏通算13度目の決勝で、悲願の全国制覇を達成した。

 試合後、佐藤悠斗主将は「このような最後の大会で悔し涙じゃなくて、仲間と一緒にうれし涙を流せることをすごく幸せに思っています」と笑みを浮かべた。

 今年のチームの強さを問われると「メンバー外も今回メンバーに入っている人たちと同じぐらいの実力があって、日本一のチーム内競争があります」と胸を張った。

 お礼を言いたい人を訪ねられると「やっぱり一番両親に感謝したいと思います」ときっぱり。インタビュアーから直接お礼を言うよう促されると、マイクを手に「お父さん、お母さん、ここまで苦しいこともあったけど、こうやって日本一になれて良かったです。今までありがとう。これからもよろしく!」と感謝の言葉を口にした。

 すると、アルプスにいた佐藤の母とみられる女性がテレビ越しに映し出され、息子の言葉に頭を下げ感極まっていた。

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