DeNA・牧 球団初の入団1年目から2年連続20号!同学年投手・京山弾が刺激「まずいな」

[ 2022年8月22日 05:30 ]

セ・リーグ   DeNA3―0広島 ( 2022年8月21日    横浜 )

<D・広>3回、本塁打を放つ牧(撮影・西川祐介)
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 同学年の投手には負けられない。試合後のお立ち台。DeNAの4番・牧は、常に一発を狙っているという京山の言葉に「えーっ?」と叫んだ。

 「投げて打ってと躍動して、今日は京山さまさま。あれを見せられたら野手もなんとかしないとまずいな、と」。3回、その思いをバットに乗せた。2死から左中間へ3試合連発の20号ソロ。入団1年目から2年連続20発は球団史上初で、セ・リーグでは81、82年の原辰徳(巨人)以来40年ぶりだった。「素直にうれしい気持ちでいっぱい」と喜んだ。

 デーゲームで首位・ヤクルトが負けて迎えたナイター。「一戦、一戦チーム全員で戦っている。去年経験できなかったワクワク感を感じている」。練習では球宴で用意した白いスパイクを着用。本拠地白星街道の先頭を、牧が力強く走っている。

 《セ原辰徳以来40年ぶり》牧(D)が昨季の22本塁打に続き今季も20本塁打。新人から2年連続の20本塁打以上は90、91年石井浩郎(近鉄)以来史上9人目。セでは81、82年原辰徳(巨)以来40年ぶり5人目で球団初となった。なおチームでは牧の前に59年桑田武(31本=当時大洋)、03年村田修一(25本=当時横浜)が新人20本塁打以上を達成しながら、2年目は桑田が16本、村田が15本で記録を逃していた。

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