プロ野球の臨時代表者会議 新型コロナに対する検査態勢の強化を確認 

[ 2022年7月19日 17:46 ]

斉藤惇コミッショナー
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 プロ野球の臨時12球団代表者会議が19日、オンラインで開かれ、球界での新型コロナウイルスの感染拡大を受け、検査態勢を強化する方針を確認した。2週間に1度の定期PCR検査に加え、体調不良者が出た場合に抗原検査を実施するようマニュアルを作成する。日本野球機構(NPB)の井原敦事務局長は「(抗原検査は)簡易キットも出ている。併用していく考えを共有した」と話した。

 また、各球団の球場や寮などの感染対策が十分かを確認してもらうために地域の専門家に調査を依頼する。午前中の新型コロナウイルス対策連絡会議では専門家チームから口腔内で増殖するウイルス対策としてマウスウォッシュが有効だと提言され、導入を決めた。

 12球団の選手が集まる26、27日の球宴では、出場選手に対して第1戦の48時間以内にPCR検査を実施。福岡移動後に再度検査を行ってから第2戦の愛媛・松山に向かう。国内でも「第7波」の感染拡大が続くが、斉藤惇コミッショナーは「難しい質問。個人的には(ファンの入場を)規制する必要はないと思う」との見解を示した。

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2022年7月19日のニュース