日本ハム・新庄監督ら11人がコロナ 全員無症状も隔離へ 3日間で計15人も19日オリ戦実施へ

[ 2022年7月19日 06:00 ]

パ・リーグ   日本ハム1-5西武 ( 2022年7月18日    札幌D )

<日・西>ベンチで試合を見る新庄監督(撮影・高橋 茂夫)
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 日本ハムは18日、1軍で実施したPCR検査で新庄剛志監督(50)、林孝哉ヘッドコーチ(49)ら首脳陣5人と、ブライアン・ロドリゲス投手(31)、宇佐見真吾捕手(29)ら選手4人、スタッフ2人の計11人が新型コロナウイルスの陽性判定を受けたと発表した。

 西武戦に敗れた試合後、本拠地に衝撃が走った。監督以下、一気に11人のコロナ陽性の判明。全員無症状だが、隔離療養に入ることが発表された。

 チームでは16日にエース左腕・加藤の陽性が判明。17日には島崎投手コーチ、石川直、杉谷と陽性者が相次いでいた。新庄監督は17日の試合前には「熱っぽかった」と異変を明かしていたが、その後体温を計測すると35.8度。同日に受けたPCR検査では陽性判定は出ていなかったが、この日、陽性と判定された。これで3日連続で新規の陽性者が判明し、3日間で計15人の集団感染となった。

 この日の西武戦は、相手の倍となる12安打を放ちながら12残塁で1得点の拙攻で逆転負け。2連敗で今季初の3カード連続勝ち越しを逃した。試合後、新庄監督は取材対応せず、広報を通じ「ベンチの雰囲気はまだ連勝中!明日!明日!」と次戦を見据えたコメントを発表していたが、集団感染という想定外の危機に直面した。

 19日のオリックス戦は行われる予定だが、陽性発表時点での代行指揮官などの発表はない。今後のチーム内の感染拡大を含めて、最下位チームが大きな正念場に立たされた。

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2022年7月19日のニュース