オリックス、攻守に精彩欠き完敗 中嶋監督がK-鈴木を叱責「無責任にマウンドに上がっている」

[ 2022年7月19日 04:45 ]

パ・リーグ   オリックス3―8楽天 ( 2022年7月18日    楽天生命 )

<楽・オ14>渋い表情のオリックス・中嶋監督(撮影・尾崎 有希)
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 拙守が敗戦に直結し、借金3で勝率5割復帰から後退した。オリックス・中嶋監督は救援のK―鈴木と頓宮のバッテリーに対して「代えたこっちが悪いのかもしれないですけどね」とした上で珍しく叱責(しっせき)した。

 「何のために(初回)適時打を打たれている鈴木大地選手のところで代えたのか。その初球を、何も考えず入ってしまうバッテリーは信じられなかった」

 3―2と勝ち越した直後の5回、ワゲスパックが2四球などで1死一、二塁を招いて降板。投入したK―鈴木は初球の真ん中151キロを右前へ運ばれ、杉本の失策も重なって同点を許した。さらに2死二、三塁からは初球暴投で決勝点を献上。「暴投もそうですが、無責任にマウンドに上がっているように見えて、さみしいものがある」と嘆いた。

 打線も9四死球をもらいながら3点止まり。「すごく優しい、いい形ですけどね、闘争心むき出しで打席に立ってほしい」と奮起を促した。 (湯澤 涼)

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2022年7月19日のニュース