稲村亜美が謝罪「申し訳ないです」歓喜から2日 5人制野球の日本代表権取り消しも前向く「来年に向けて」

[ 2022年7月19日 19:50 ]

稲村亜美
Photo By スポニチ

 タレントの稲村亜美(26)が19日、自身のツイッターを更新。男女混合5人制の手打ち野球「ベースボール・ファイブ(B5)」初の日本代表として、アジア杯(8月17~19日、マレーシア・クアラルンプール)に出場予定だった所属チーム「東京ヴェルディ・バンバータ」の代表権が取り消されたことについて言及、苦しい胸中を明かした。

 17日に日本代表決定戦を制したばかりだが、全日本野球協会(BFJ)はこの日、アジア杯の参加規約にある「新型コロナウイルスのワクチン接種」においてチーム内で期日までに満たしていないため、同チームの代表権を取り消すと発表した。

 アジア杯でプレーする機会を失った稲村は「たくさんの方におめでとうと頑張ってを頂きましたが、このような結果になってしまい、申し訳ないです、、、」と謝罪。「今後ともBaseball5の復興や来年に向けて再び歩んでいきたいと思っているので、応援していただけるとありがたいです」と前を向いた。

 BFJによると、東京ヴェルディ・バンバータの派遣手続きの際、規約を満たしてない選手がいることが判明。その後、BFJが臨時のコンプライアンス委員会を開き、経緯や参加規約の精査を行い、当該チームの代表権が取り消されたという。アジア杯には、代表決定戦で準優勝した5STARsを日本代表として派遣することが決まった。

 東京ヴェルディ・バンバータには稲村のほか、元ソフトボール日本代表の長崎望未(30)も在籍。16、17日に行われた日本代表決定戦で優勝し、日の丸の座を勝ち取っていた。稲村は「まさか、自分の人生で日本代表を背負うとは思わなかった。アジア杯でも勝ち上がっていきたい」と話していたが、まさかの展開となってしまった。

 ▽B5日本代表選考の応募条件 (1)日本国籍(2)15歳以上、生年月日が2007年(平19)12月31日以前であること。(3)チームの選手全員がマレーシア入国日の15日前(22年7月30日)までにコロナワクチンを3回接種済みであること。

 ▽チーム編成の条件(以下のいずれかの選手数で構成) (1)男性4人、女性4人の計8人(2)男性4人、女性3人の計7人(3)女性4人、男性3人の計7人。また、日本代表選出チームの総選手数が7人(少なくとも男女3人ずつ以上を含む)を下回った場合は代表権利を取り消し、次の順位のチームを繰り上げて代表チームとする。

続きを表示

この記事のフォト

2022年7月19日のニュース