エンゼルス大谷 球宴前日会見で移籍の噂に質問集中「僕の気持ちというよりは球団がどうするか」

[ 2022年7月19日 10:48 ]

<MLBオールスター>スタンドのファンが差し出すボールにサインして返す大谷(撮影・篠原岳夫)
Photo By スポニチ

 エンゼルスの大谷翔平投手(28)が18日(日本時間19日)、ドジャースタジアムでオールスター戦前日の会見に臨み、FAとなる23年オフより前にトレード移籍する可能性について語った。

 「特にやることは変わらないですね。エンゼルスにいる以上は、そこでやれることをしっかり頑張りたいと思いますし。今後、どうなるかは正直、自分でも分からないので。自分にできること。打席でも投球でも頑張りたいなと思います」。8月2日(日本時間3日)のトレード期限を前に、大谷を含めた選手らのトレードへの関心は日々、高まっている。

 エ軍残留への気持ちを問われると、「それに関しては僕の気持ちというよりは、やっぱり球団がどうするかによるので。左右できないことに対して、どうしようというのは特にないので。自分ができることをやりたいなと思います」と語った。

 今季のチームは序盤こそ好調だったが、5月下旬から6月にかけて14連敗を喫するなど徐々に低迷。前半戦を39勝53敗、今季ワースト借金14の地区4位で終えた。メンタル面への影響を問われると「どうですかね。これだけ長い連敗というのは正直、経験していないので。なかなかきつい期間でしたけど。早く連勝して、いい流れでいけば、まだまだチャンスはあると思っているので。そのきっかけとなるゲームができるように。自分がしっかり活躍して、そのきっかけをつくれるように頑張りたいなと思います」と語った。

 米メディアから「来年以降も勝てる自信はあるか」と厳しい質問が飛んだが「勝てる自信は持っていますね。今年、始まる前もそうですし、タレントも揃ってましたし、ケガ人が多かったりとか、なかなか思い通りに回らないことがありましたけど、シーズンが始まる前はすごい良かった」ときっぱり。その後も移籍の可能性に関する質問が続いたが「ペリー(・ミナシアンGM)がどう考えているかも分からない。本当にチームが試合に勝つことに集中したいなと思います」と話した。

続きを表示

この記事のフォト

2022年7月19日のニュース