「輝は新たな自分を見つけられた」と矢野監督は佐藤輝の2年目の成長を強調

ノックする矢野監督（撮影・岩崎　哲也）
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　阪神の矢野監督は沖縄・宜野座キャンプ最終日の28日、2年目の佐藤輝の1カ月間について「去年苦しんだところから、新たな自分を見つけられたと思う。いろんな意味で面白い選手。慣れたところから、しっかり成長につなげていると感じている」と高い評価を与えた。

　打ち上げのこの日も佐藤輝はフリー打撃のあとのシートノックで、右翼に入った後、大山とともに三塁にも入るなど元気いっぱい。実戦でも紅白、練習試合、オープン戦と9試合を消化し、打率・452、2本塁打、5打点とチーム3冠の数字をマーク。矢野監督も「結果としても安定している」と目を細めた。

　今後のオープン戦では大山と4番を併用していく方針。「4番や開幕投手をみなさんが注目している。大事なところだけど、そこだけが大事じゃない。でもみんな順調にきている。大山もいい形で打っている」と矢野監督は競争を歓迎していた。