7日連続のMLB労使交渉も合意至らず 28日に合意なければ31日の開幕延期、公式戦短縮の方針

[ 2022年2月28日 12:35 ]

 難航する新労使協定に関しMLB機構と選手会の交渉が27日(日本時間28日)、フロリダ州ジュピターで7日連続で行われたが合意には至らなかった。3月31日(同4月1日)の通常開幕の交渉リミットを翌日に控え6時間近い会合も認識のずれもあったようだ。

 ワシントン・ポスト紙のチェルシー・ジェーンズ記者は「機構関係者は会議は生産的だったとし、会議の詳細を述べることは避けた」と伝えた一方で「選手会は問題についてはまだひとつも完全に合意していない」と話したという。MLBネットワークのジョン・ヘイマン記者は「明日の期限日に成立の可能性があるようだが、あくまでもチャンスに過ぎない。解決しなければならない問題はたくさんある」と伝えた。

 両者は期限最終日となる28日(同3月1日)は東部時間午前10から交渉を始める予定。午前中からの話し合いは8日目にして初めて。機構は28日に合意できなければ、31日の開幕を延期し、公式戦短縮の方針を示している。

続きを表示

2022年2月28日のニュース