【キャンプ虎番ルポ】“浜地の呼吸”1軍生き残りへ試行錯誤「腹圧を意識した時に息を吐くのがはまった」

[ 2022年2月28日 05:30 ]

オープン戦   阪神9ー4ヤクルト ( 2022年2月27日    浦添 )

ブルペンで投球練習する阪神・浜地(撮影・岩崎 哲也)
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 宜野座残留組のブルペンで浜地の投球を見ていると、「ふっ~」と深く息を吐く音が聞こえてきた。セットポジションから投球動作に入る際、力を抜くように息を吐き、投げる瞬間に全出力を集中させていた。

 キャンプ前半ではワインドアップから投球を行っていたが、この日はすべてセットポジションから。投球の度に“浜地の呼吸”が聞こえてきた。意図を聞くと試行錯誤していることがよく伝わってきた。

 「リリースの時に腹の力が抜けやすくて、腹圧を意識した時に、息を吐くのがはまった感じがあった」。実際、24日の紅白戦では球速も若干アップしていたといい、手応えを感じている。1軍生き残りを目指す右腕は“呼吸”から改善を図っている。(阪神担当・長谷川凡記)

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