新庄BIGBOSSまた呼んだ　今度は谷繁元信氏がキャンプ地で指導　

＜日本ハム＞捕手を指導する谷繁氏に聞く新庄監督（撮影・高橋　茂夫）
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　これまでタレント・武井壮や、球界OBの赤星憲広氏（スポニチ評論家）、藤川球児氏、前田智徳氏らが指導役を務めてきた日本ハムキャンプに、20日は元中日監督の野球評論家・谷繁元信氏が登場した。昨年12月11日に開かれた故野村克也氏をしのぶ会で新庄監督と再会。監督就任の報告を受けて激励すると「もしかすると（指導を）お願いするかもしれません」と言われたという。その後、「年末におもむろにBIGBOSSから“ちょっと教えてやってもらえませんか”と連絡が来た」と正式オファーに至った。

　名捕手として野村氏の記録を破る通算3021試合出場のプロ野球記録を達成した谷繁氏。ブルペンに清水、宇佐見、郡、古川裕、ファームから参加した田宮、速水の捕手陣が集められ、特別講義が始まった。プロテクターを身に着けた谷繁氏が加藤の球を50球近く受けてキャッチングを実演。その後も捕り方、スローイングへの入り方などを丁寧に教えた。

　「ワンポイント的なことをアドバイスした。これまでの失敗についての質問もあったので、僕的な対処方法を伝えた」と谷繁氏。「（日本ハムの捕手は）全体的にちょっと伸び悩んでいる。ちょっとでもヒントになればい」と話していた。