ヤクルト・宮台「フルタの考え」を吸収 1軍に必要なのは「ストロングポイントを理解し出すこと」

[ 2022年2月7日 05:30 ]

ブルペンの宮台を見つめる古田臨時コーチ(撮影・村上 大輔)
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 東大出身のヤクルト・宮台が、「フルタの考え」を吸収した。ブルペン入りし、古田臨時コーチが見守る前で85球を投げ込んだ。

 「自分の球筋を見てもらうチャンス。左打者に対しての考え方を教わった」

 投球後に約5分間、助言をもらった。前日のバッテリーミーティングで学んだ内容も踏まえて、左腕は「古田さんが捕手ならどんな左の中継ぎが欲しいですか」と積極的に質問もした。

 マウンド後方から観察し、右打席にも立った黄金期の名捕手は「落ちる球も悪くなかったし、スライダーも2種類投げていた」と評価。打者の左右を問わず、「まずは自分のストロングポイントを理解して、出していかないと1軍では戦えない」と強調した。

 移籍1年目の昨季は1軍登板なく終わったが、チームは左の中継ぎが不足している。「自分がチームのピースに入れるようにアピールしたい」。合格点をもらい、1軍に生き残る。(青森 正宣)

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2022年2月7日のニュース