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近江・山田 ラスト1年も二刀流で「自分で自分の可能性を狭めるのは違う」 12月から投球練習再開

[ 2022年1月4日 09:00 ]

2022年ドラフト候補選手特集

近江・山田陽翔
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 2022年のドラフト候補は粒ぞろいだ。昨夏の甲子園大会で活躍した京都国際・森下瑠大投手、近江・山田陽翔投手の「左右の二刀流」に、大阪桐蔭の松尾汐恩捕手(いずれも2年)は、そろって1位指名を狙える力を持つ。社会人では、大阪ガスの河野佳投手(20)が社会人No・1右腕として呼び声高い。秋に向け、注目度が増すであろう逸材を紹介する。(取材・北野 将市)

 「二刀流」では京都国際の森下に負けていない。近江・山田は全国デビューで4強入りした昨夏の甲子園大会で全5試合に先発。最速148キロ速球に鋭い変化球で投球回を上回る三振を奪い、打撃でも準々決勝・神戸国際大付戦でバックスクリーン弾を放つなど打率・353(17打数6安打)。主将を務める最終の目標も明白だ。

 「入学したときから(ドラフト)上位で指名されるようにやってきた。チームとしては日本一を獲りにいく」

 昨秋は右肘炎症で公式戦登板なし。12月に入り捕手を座らせての投球練習を再開し、出場の可能性が残る選抜には十分に間に合う。

 「打者として投手に向かう気持ちより、投手として打者に向かう気持ちの方が強い」と投手へのこだわりは強いが、野手としての評価も高い。「自分で自分の可能性を狭めるのは違う」とラスト1年も二刀流を継続する。

 多賀章仁監督に「魂という一番大事な部分を持っている。62歳の私が17歳の彼を見て、男として感じる魅力がある」と言わしめるスター性。投げて、打って、視線を独占する。

 ◇山田 陽翔(やまだ・はると)2004年(平16)5月9日生まれ、滋賀県栗東市出身の17歳。治田西小1年から野球を始める。栗東西中では大津瀬田ボーイズに所属。近江では1年夏からベンチ入りし同秋から主戦投手。2年夏に甲子園出場。1メートル74、78キロ。右投げ右打ち。

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