新庄ビッグボスが“心の恩師”青学大・原晋監督を祝福「感動しました」 20年トライアウト受験時弟子入り

[ 2022年1月4日 05:30 ]

日本ハム・新庄剛志監督
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 日本ハムのビッグボスこと新庄監督がインスタグラムで、箱根駅伝で完全優勝した青学大を祝福し、原晋監督へ感謝を伝えた。20年12月に15年ぶりの現役復帰を目指して12球団合同トライアウトに参加。その際、48歳での肉体再生へ指導を仰いだのが原監督だった。

 「おめでとうございます。感動しました」とつづった新庄監督は「僕が48歳でもう一度プロ野球選手になるためにトレーニングしている最中に原監督から指導してもらい、その時に“君のこの挑戦はいつか指導者に繋(つな)がるよ”その言葉が物凄く胸に刺さり今につながりました」と感謝した。

 当時の新庄監督は「基本動作を見てもらいたい」と希望して自ら競技場に足を運び、1200メートル走やジャンプ系のトレーニングなど熱心な指導を受けた。トライアウトでは左前適時打を含む3打数1安打1四球と躍動。吉報は届かず6日後に現役復帰断念を表明すると、原監督はツイッターで「あの明るさと野球理論。何よりも48歳とは思えない身体能力。残念だな…」と惜しんでいた。

 昨年11月の監督就任後には、原監督がテレビ番組で「最高にうれしい。新庄監督は“原監督(自分)”と同じような系統。監督に向いていると思っていた」と自身と同じく前例にとらわれない自由な着想での指揮に期待を寄せていた。何かと縁がある両者。今後の共演にも期待がかかる。

 ≪野村イズム吸収で清水が正捕手獲り狙う≫正捕手獲りを狙う清水が、新任の山田バッテリーコーチから「野村イズム」を吸収する。山田コーチは阪神での現役時代と楽天でのバッテリーコーチ時代に監督だった野村克也氏から指導を受け、楽天では嶋(ヤクルト)、オリックスでは伊藤光(DeNA)、阪神では梅野と主力捕手を育成。清水は「全てを変えたい。全てにおいて一から教えてもらいたい」と主力捕手育成の系譜に続くことを誓った。

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