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広島・龍馬 遠回しに最多安打“宣言”「誠也ぐらい圧倒的な数字を」筋トレで長打力アップも見据える

[ 2021年12月18日 05:30 ]

広島・西川
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 広島・西川龍馬外野手(27)は17日、広島市内の球団事務所で交渉し、1300万円増の年俸7600万円で契約を更改した。今季はチーム最多144安打を放つも、一時8番まで降格するなど不振に悩まされた。来季に向けて“龍馬節”で最多安打を目標に設定。鈴木誠の大リーグ移籍を見据え、圧倒的な成績で野手陣をけん引する決意を示した。 

 「打率・286、12本塁打」。一見上々の成績でも、西川にとっては不完全燃焼の1年だった。年俸は今季から1300万円増。微増と言える提示額を、当然のように受け入れた。

 「今年の成績だったら(年俸を)上げてもらえた方だと思う。去年はケガをしていろいろとあったけど、今年もなかなか思うようにいかずに苦しかった」

 今季は7月に打率・250を下回るなど、前半戦は不振から抜け出せなかった。シーズン終盤の固め打ちで数字上は何とか持ち直すも、打撃フォームからバットまで変更する試行錯誤の1年だった。

 「この数字では誰も僕についてこない。誠也ぐらい圧倒的な数字を残せば、何も言わずともついてくると思うので、何とか数字で示せたらなと思います」

 チームをけん引するための「圧倒的な数字」としてこだわるのが安打数だ。「タイトルとは言わないけど、誰よりも安打を打ちたい」。独特の“龍馬節”で最多安打を来季の目標に掲げた。遠回しに表現するのは、自らを過大評価しない性格ゆえ。言動でチームの先頭に立つタイプではなく、個人成績で見本を見せようとしている。球団からも「誠也がいなくなれば、しっかりと主軸としてやってほしい」と伝えられた。

 「来年で7年目。若手も増えて見られる立場でもある。今年みたいなふがいない成績ではなく、来年はしっかりと選手にもスタッフにも認めてもらえるような数字を残したい」

 球団からは背番号63からの変更も提案もされたが、期限いっぱいまで熟考した末に断った。「まだ早いかな。変えるのは活躍してから」。もう一回り成長するために、今オフは例年以上に打撃練習に時間を割く。ウエートトレも重視して、長打力アップも見据えている。「最低でも打率3割、2桁本塁打…」。最後まで大口を叩かず、静かに来季の逆襲を見据えていた。(河合 洋介)

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