オリックス 最先端の動作解析システム「ホークアイ」の導入検討 球の動きだけでなく選手の動作も記録

[ 2021年12月18日 05:30 ]

京セラドーム大阪

 オリックスが来季、最先端の動作解析システム「ホークアイ」の導入を検討していることが17日、分かった。

 最新テクノロジーが中嶋オリックスを強力バックアップする。ホークアイは球場に設置された8台の専用カメラで、ボールなどの動きをミリ単位の正確さで捉えてリアルタイムに解析。投球の速度や回転数、回転の方向や軌跡、打球速度や打球角度だけでなく、選手の動作も記録するなど、さまざまな情報を取得するデータサービスだ。

 京セラドームには従来の測定器「トラックマン」が設置されているが、ホークアイなら、より正確な数値を得ることができる。球団関係者は「ボールの動きだけでなく、選手の動きも追うことができる」と説明。自軍選手には好調時の投球フォームやスイングなど最上のパフォーマンスを求めた再現性向上につながり、他球団を徹底分析できるという。

 昨年7月にMLB全30球場で導入され、同6月からヤクルトが他球団に先駆けて実証実験をスタートした。宿敵も備える「鷹の目」も活用し、リーグ連覇、そして日本一を目指す。

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