DeNAが「大谷キラー」獲り ドミニカ共和国出身158キロ右腕 Wソックス傘下3Aのオスバルド・ビド

[ 2026年5月20日 06:00 ]

DeNAが獲得調査しているオスバルド・ビド(ゲッティ=共同)
Photo By ゲッティ=共同

 DeNAが新外国人としてメジャー通算11勝でホワイトソックス傘下3Aのオスバルド・ビド投手(30)を本格調査していることが19日、分かった。ドジャース・大谷を通算5打数無安打で3三振に抑えている「大谷キラー」。チームは将来的な先発陣の柱と期待して尾形を、山本祐との交換トレードで獲得したばかりで、28年ぶりリーグ制覇へ本気の補強策に動いている。

 投手陣の整備が課題となっているDeNA。関係者によると、水面下でビドの獲得に向けた調査を本格化させているという。スリークオーター気味のフォームから投げ込む直球は最速約158キロを誇り、スライダーやシンカー、スイーパーなど多彩な変化球を操る右腕。今季はブレーブスで開幕を迎え、4月18日にホワイトソックスに移籍して村上と同僚でもあった。

 メジャー通算69登板のうち先発は28試合、救援が41試合とあらゆる役割に対応できる万能さも大きな魅力だが、DeNAでは先発の柱になりうると期待される。大谷に対して5打数無安打、3三振と無類の強さを誇っただけなく、MVP3度受賞のエンゼルス・トラウトにも通算3打数無安打と仕事をさせていない。ビッグネームとの対戦で強みを発揮してきた実績がある。

 先発の軸として期待した新戦力のデュプランティエとコックスがともに故障離脱したのは大きな誤算だった。42試合のうち、先発が7回以上を投げたのは東2回、石田裕1回のみ。チームの総失点はリーグで2番目に多い。12日には、正捕手・山本祐との交換トレードでソフトバンクから尾形と井上朋を獲得した。尾形は即戦力の先発候補として期待され、早ければ交流戦序盤にも新天地デビューが見込まれている。

 トレードの成立直後、木村洋太球団社長は球界に大きな衝撃を与えた決断の理由を「リーグ優勝がしたいという一心で、常々打てる手はないかと考えている」と強調。その上で「今の投手状況を考えた時に、まだまだ勝負できる位置にはいるが、課題を埋めていかないとリーグ優勝が遠のいてしまう」と力説した。チームの上位浮上を目指して効果的な補強を推し進めている。

 28年ぶりのリーグ優勝という悲願を成し遂げるため、7月末の補強期限まで国内外にアンテナを張りながら万策を尽くしていく。

 ◇オスバルド・ビド 1995年10月18日生まれ、ドミニカ共和国出身の30歳。17年にアマチュアFAでパイレーツと契約し、23年6月14日のカブス戦でメジャーデビュー。先発、救援両方をこなしアスレチックスに在籍した24年は自己最多5勝をマークした。メジャー通算69試合に登板し11勝13敗、防御率5・17。1メートル90、79キロ。右投げ右打ち。

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