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新背番号21に変更の阪神・秋山 エースの自覚と岩田魂で進化を誓う「21番で最後まで頑張りたい」

[ 2021年11月30日 05:30 ]

10月26日、引退する岩田稔(左)に花束を手渡し、握手を交わす秋山
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 阪神は29日、秋山拓巳投手(30)の背番号が来季から「21」となることを発表した。2度目の変更となる右腕は、「21の秋山」としてさらなる飛躍へ決意を口にした。

 「46で活躍できたという愛着はありましたけど、それ以上にピッチャーらしい番号をつけたいという思いもあって。さらに自覚も持てたし、話をもらってその場で決めました」

 入団時から7年間付けてきた「27」、17年からの「46」とキャリアの浮沈とともに背負う数字は変わってきた。「27から始まって、成績を残せずに46番。大きくなった時にもう1回、頑張って若い番号を付けたいと思ってずっと頑張ってきたんで、球団から話をもらった時はすごいうれしかった」。今季まで2年連続2桁勝利をマークし、先発陣に欠かせぬ存在となった。来季以降、揺るがぬ「柱」として君臨すべく、新たな番号で円熟期に入る。

 21が今季限りで現役を引退した岩田稔が16年間付けていたように、左腕のイメージが強く右腕では99年の山村以来だ。岩田稔にも連絡を入れたといい「“自分の番号にしてくれ”という話をもらったんで。僕もあと何年続くか分からないですけど、21番で最後まで頑張りたい」と“生涯21”を宣言。矢野監督も「2年連続2桁勝ちながら、さらに上にいきたいっていう意思が表れている」と目を細めた。

 今月中はノースロー中心の調整を明言しており今後は捻転を意識したフォームの強化に注力。12月は昨年同様に駒大で個人トレーナーを付けてのトレーニング、年明けはNTT西日本でオリックス・平野佳らと恒例の合同自主トレへ向かう。

 「柔軟性、可動域を出すトレーニングをしつつ、(打順の)3巡目、4巡目を抑えられる体力を求めながらやりたい」

 新たな番号も、主力としての自覚も背負い、進化を目指す。 (遠藤 礼)

 ▽阪神の背番号21 初代は内野手の小島利男(36~37年春)で、以降長らく野手が使用。投手の番号となったのは73年の五月女豊(~75年)からで、益山性旭(77~83年)、遠山昭治(86~90年)。捕手の関川浩一(91~96年)を挟んで吉野誠(00~05年)、岩田稔(06~21年)とドラフト上位指名の新人に与えられてきた。また76年には阪急から移籍2年目の米田哲也が使用。在籍選手が他番号から変更して使用は99年の山村宏樹(17から変更)以来23年ぶり。

 ○…今季まで16年間「21」を背負っていた岩田稔は、秋山にエールを送った。同じ生え抜きの投手が引き継ぐことに「うれしいですね。これからもタイガースを背負っていかないといけない投手なんで、早く自分の番号にできるように頑張ってほしいです」と背中を押した。自身も含め左腕のイメージが強い番号だけに「秋山の21」となる未来を願った。

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