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巨人・小林 「僕の原点」思い出の地・広島で801日ぶりアーチ「ファンが打球を押してくれたのかな」

[ 2021年9月13日 05:30 ]

セ・リーグ   巨人2-1広島 ( 2021年9月12日    マツダ )

<広・巨>7回2死、ソロ本塁打を放つ小林(撮影・吉田 剛)
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 実に801日ぶり。久しぶりの感触だった。巨人・小林が放った決勝ソロは、19年7月4日の中日戦以来となる今季初アーチ。6連敗を喫していたチームの窮地を救った。

 「全然打ててないですし、自分のスイングをしようと思って、それがいい結果につながった。たまたまバットに当たりました」。1―1の7回。床田の低めのスライダーをすくい上げると、打球は左翼ポール際ぎりぎりに飛び込んだ。広陵時代の3年間を過ごした思い出の地での一発に「僕の原点でもあり広島が好き。いつもだったら切れているかもしれないけど、広島の地でジャイアンツファンが(打球を)押してくれたのかな」と感謝した。

 広陵にはプロOBによる野球教室などで毎年末に訪れていたが、昨年はコロナ下のため訪問できず。それでも、「お父さんみたいな存在」という恩師の中井哲之監督とは定期的に連絡を取って近況を報告している。「いつも気に掛けてくれているので、心配を掛けないように頑張りたい」と表情を引き締めた。

 打率・128の捕手について、原監督は目をこするしぐさをしつつ「少しこういう感じで見ました。(目を)疑ったわけじゃない。“えー”じゃない。“オッ”という感じ」と2年ぶりの一発への驚きを表現。「一つの勝利は非常に険しい。これも呼び水としてもらいたいね」と打撃での貢献にも期待を寄せた。

 小林は先発マスクをかぶっても、同学年の菅野を好リード。「根本的な目標は勝つためにどうするか。(菅野)智之もそれを目指して投げて最高の結果になった」と連敗ストップの立役者となったエースを称えた。(田中 健人)

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