大谷 ジャイアンツ戦に「2番・投手」で出場 ア・リーグ球団DH解除でナ・リーグ球団採用は史上初

[ 2021年6月24日 05:30 ]

エンゼルス・大谷翔平(AP)
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 エンゼルスの大谷翔平投手(26)は23日(日本時間24日)、本拠地でのジャイアンツとの交流戦に「2番・投手」でラインナップに入った。

 ア・リーグのチームがDHを解除し、ナ・リーグのチームがDHを採用するのは史上初めての試合となった。更に、前日の試合で腰の張りを訴えた左翼手のアップトンはプレーできる状態になく欠場。控え野手が2人しかいない中で大谷の投打同時出場は初めてとなった。万が一、大谷が早期降板となれば、控え野手が底をつき投手が打席に立たなければならない可能性もある。

 ジョー・マドン監督は決断の理由を「ショウヘイに頑張ってもらいましょう。ここ数試合は深いイニングまで彼は投げている。この事実は助けになる」と説明。ナ・リーグ西地区首位を走るジャイアンツを倒し、勝率を5割に戻すためには大谷の投打の力は不可欠。高い信頼を示す起用となった。

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