西武・山川 どすこい“解禁”オープン戦1号 1軍合流4戦目で結果「いい一本だった」

[ 2021年3月5日 05:30 ]

オープン戦   西武6-1日本ハム ( 2021年3月4日    札幌ドーム )

<日・西>初回無死二、三塁、3ランを放つ山川(撮影・高橋茂夫)
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 封印するはずだったパフォーマンスを西武・山川が北の大地で演じた。初回だ。森の右前適時打で先制し、なお無死二、三塁で中越えに豪快3ラン。1軍合流4戦目で1号を放ちダイヤモンドを一周すると一塁ベンチ前で「どすこいポーズ」を披露した。

 「うれしかった。去年がああいう成績だったので。いい一本だったと思う」

 昨季は18年のレギュラー定着後ではワーストとなる打率・205、24本塁打、73打点。4番として結果を残せずリーグ3連覇を逃した責任を感じた。ドラフト1位で自身と同じ巨漢の渡部(桐蔭横浜大)が入団。「もう“どすこい”はやらない。あいつに託します。僕は野球に集中します」と封印を宣言した。

 昨秋に右足首を痛めた影響で2月のキャンプはB班(2軍)で調整。順調にステップを踏み、2月23日の阪神2軍との練習試合で左翼に場外弾を放った。そして封印したはずのパフォーマンスを実行。「やらないでいこうかなと思ったけど、いろいろな人に期待されている気がした。応援してくれる人のためにやりたいですね」と心情の変化を説明した。

 この日は5回に左中間二塁打。右足首の不安を感じさせなかったが、山川は「これで治ったと油断せず、再発しないようにしたい」と気を引き締める。対外試合7試合目で初勝利を挙げた辻監督も「見事なホームラン。4番にどっしり座ってくれるのが一番居心地がいい」と目を細めた。

 「どすこい」。力士の四股には厄災を封じ込める力があるといわれる。山川のパフォーマンスには、コロナ禍で沈む野球ファンに元気を与える力がある。(花里 雄太)

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