レッドソックス、沢村との2年契約を発表 3年目は双方に選択権

[ 2021年2月17日 06:34 ]

レッドソックスと合意した沢村
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 米大リーグ、レッドソックスは16日、プロ野球ロッテから海外フリーエージェント(FA)権を行使した沢村拓一投手(32)と2年契約を結んだと発表した。3年目は双方に選択権が付く。米メディアによると、2年の総額は300万ドル(約3億2千万円)。

 レッドソックスは100年を超える歴史を誇る。ボストンの本拠地フェンウェイ・パークは1912年開場で大リーグ最古の球場。2007年に松坂大輔と岡島秀樹、13年には上原浩治、田沢純一が活躍してワールドシリーズを制している。昨季は24勝36敗でア・リーグ東地区の最下位に終わった。筒香嘉智外野手の所属するレイズとは同地区になる。

 沢村は栃木・佐野日大高から中大を経て11年にドラフト1位で巨人に入団。1年目に11勝を挙げて最優秀新人に選ばれた。15年から抑えに転向し、16年にはセーブ王に輝いた。昨年9月に移籍したロッテでは救援で22試合に登板し、防御率1・71の好成績だった。通算成績は352試合で48勝52敗75セーブ、防御率2・77。

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2021年2月17日のニュース