西武・高橋　2回零封で開幕投手前進　辻監督「一番有力な候補」

西武　紅白戦   紅組1―5白組※特別ルール （ 2021年2月17日    宮崎・南郷 ）

＜西武・南郷キャンプ＞紅白戦で先発する高橋（撮影・尾崎　有希）
Photo By スポニチ

　西武・辻監督が7年目の高橋を開幕投手の最有力候補に挙げた。白組の先発として2回1安打無失点。指揮官は試合後「もちろん、何もなかったら（開幕投手の）一番有力な候補」。まだ最終的に決めてはいないというが「昨シーズンを振り返って、頑張った人に権利がある」と続けた。

　高橋はこの日、試合終盤の疲労を想定してブルペンで約100球を投げ込んでからマウンドへ。「（実際の試合でも）100球を超えてからいかに粘れるかが、長いイニングを投げる上で大事。疲れた中でしっかり抑えることができた」と満足げに振り返った。

　昨季はチームトップの8勝（8敗）をマーク。完投数は1だったが「5回は完投したいし、コンスタントに7イニングぐらいは投げたい」。この日は気温7度、雪交じりの寒風が吹きすさぶ中での投球だったが、「（ブルペンで）100球投げて体が熱いぐらいだった」と笑った。