パドレス・ダルビッシュの通訳にマー君の元通訳・堀江慎吾氏が就任へ

[ 2021年2月17日 05:31 ]

昨季までヤンキースで田中将(左)の通訳を務めた堀江慎吾氏(右)
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 パドレス・ダルビッシュ有投手(34)の通訳に、昨季までヤンキースで田中将大投手(現楽天)の通訳を務めた堀江慎吾氏(46)が就任することが分かった。ダルビッシュは17日(日本時間18日)にキャンプインを予定し、堀江氏もキャンプ中に合流する。

 堀江氏は田中将がヤ軍に入団した14年から7年間、専属通訳を務めた。前職はニューヨークで大リーグ報道に携わり、野球の専門用語も的確に訳し、練習ではキャッチボールの相手を務めることもあった。長い在籍期間で投手陣の柱となり、人柄もチーム内で愛された田中将。時に辛らつなニューヨークメディアとの関係も良好で、堀江氏の手腕はなくてはならない存在だった。

 ダルビッシュはカブス2年目の19年からは通訳を付けていなかった。地元メディアへの対応も自ら英語で行ってきたが、電撃トレードで加入が決まり、パ軍側が配慮し白羽の矢を立てたものとみられる。田中将からダルビッシュへも、堀江氏の人柄や誠実さなどが伝えられたという。

 レンジャーズ時代の13、14年には、ドジャースで黒田博樹、斎藤隆の通訳を務めた二村健次氏のサポートを受けたこともある。「知らんうちに4球団目。今までの反省をしっかり生かしていきたい」というメジャー10年目は、頼れる相棒の支えを背に臨む。

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