エ軍大谷キャンプ地入り 指揮官証言「もう153キロ以上出ている」

[ 2021年2月17日 12:42 ]

バッテリー組キャンプインを控えオンライン会見を開いたジョー・マドン監督

 エンゼルスの大谷翔平投手(26)がバッテリー組キャンプ集合日の16日(日本時間17日)、アリゾナ州テンピのマイナー施設に姿を見せ、新型コロナウイルスの検査を受けた。私服姿の大谷はキャンプ地入りの報告とマイナー施設での滞在は10分ほどだったが、ジョー・マドン監督とは駐車場で出会い、会話を交わした。

 その後、オンライン会見に応じたマドン監督は大谷について「準備は万全だ。我々は翔平を正しい方向へ連れていく。彼は本当に良いオフシーズンを過ごし、いい状態を作り上げてきた。本当に楽しみだ」と期待を寄せた。

 昨季も二刀流復活を目指しながら、投手としては2試合で0勝1敗、防御率37・80。右肘付近の屈筋回内筋痛で離脱し、打者としても19年10月に手術した左膝手術の影響で打率・190、7本塁打と低調な成績に終わった。

 指揮官は「素晴らしいことは健康に何の問題もない翔平がブルペンや他の練習で見られることだ。ビデオで見たが、投球練習では壊れそうなほどに本当に良く腕が振れていた。球速は95マイル(約153キロ)以上出ていた」と順調な調整ぶりをアピールした。

続きを表示

この記事のフォト

2021年2月17日のニュース