中畑清氏 “新様式キャンプ”気分転換のゴルフはOKにしてほしい

[ 2021年1月26日 09:15 ]

中畑清氏
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 【キヨシスタイル】プロ野球のキャンプインまで1週間を切った。現役時代はもうすぐ苦しい練習が始まると思って嫌な気分になる時期。監督の時は期待と不安が半々だったかな。

 その点、評論家はワクワク感しかない。各球団を回って監督さんにあいさつし、新戦力や期待の星をチェックしてさ。地鶏のもも焼きやソーキそば。キャンプ地のグルメも楽しみだ。

 でも、今年は残念ながら現地取材は自粛させてもらおうと思ってる。コロナ下の厳戒キャンプ。CS放送のキャンプ中継を見てチェックさせてもらうよ。

 無観客で、宿舎からの外出自粛も求められる今年のキャンプ。一番気になるのは、どうやって気分転換するかだね。

 私の現役時代は休みに合わせて仲間が激励に来てくれてね。休日前夜は街に繰り出して食事にカラオケ。休日は酵素風呂やサウナに入って英気を養ったものよ。

 DeNA監督時代はほとんど外出せず、お客さんに宿舎のホテルへ来てもらった。ホテル内の焼き肉、中華、和食のレストランをローテーションで回ってさ。カラオケルームもあったから外に行く必要がなかった。

 おそらく今年は全てNGだよね。でも、宿舎に缶詰め状態が続いたらストレスがたまる。

 そこで推奨したい。せめて休日のゴルフはOKにしてほしい。

 ゴルフ場は決して密になることがない。換気も必要ない。最高の気分転換になると思うよ。原則的には外出禁止だけど、ゴルフ場だけは認める。そんな配慮があっていいんじゃないかな。

 練習で無観客の影響が一番出るのは居残り特守かな。肉体的に限界にきた時、スタンドの声援が凄く力になる。ファンと一体になってこそ壁を乗り越えられるんだ。

 今年はノッカーと選手の2人の世界。選手はファンの力を借りられない分、ノックしてくれる監督やコーチの思いをしっかり受け止めて立ち向かっていってほしいね。

 前例のないキャンプ。首脳陣と選手がコミュニケーションを図ってさ。鍛えるところは鍛え、抜くところは抜く。メリハリの利いた1カ月にしてもらいたい。(スポニチ本紙評論家・中畑 清)

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