権藤博氏 高木守道さんは「天才」 “70歳代バトル”もわだかまりはなかった…

[ 2021年1月26日 18:19 ]

献花する権藤博氏
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 権藤博氏(82)が26日、名古屋市内のホテルで開かれた「高木守道氏 お別れの会」に参列し、昨年1月17日に78歳で亡くなった“ミスター・ドラゴンズ”との思い出を語った。

 入団は高木氏より1年あとだが、年齢は3歳上。年下の同氏を現役時代から尊敬の念も込めて見てきた。

 「高木守道は一言で言ったら天才。努力するセンスが抜群。これぞプロだね。一人で納得するまでやって、努力のセンスであそこまでなった」

 2012年には高木監督のもとで投手コーチを務めたが、投手起用を巡る意見の相違もあり「70歳代バトル」などと報じられることもあった。それでも「60年の付き合い」の二人には、わだかまりはなかったと言う。「言い合って、どうのこうのというのは全くないよ。この投手で行きましょうと言ったら、黙っているからさ。でも(試合が)終わったらケロッとしているよね。なら、その時言えばいいじゃないって思うけど…」と当時を思い出し、懐かしそうに笑った。

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2021年1月26日のニュース