2部から日本代表候補に 日大の152キロ右腕・赤星は“絶対的エース”へ

[ 2021年1月26日 15:34 ]

新球を武器に春のリーグ戦に挑む152キロ右腕の赤星(撮影・柳内 遼平)
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 東都大学リーグ2部の日大は17日に始動した。昨年末に野球部で計17人が新型コロナウイルスに感染。県からクラスター(感染者集団)と認定され、当初の予定から4日遅れの始動となった。

 最速152キロ右腕で今秋のドラフト候補に挙がる赤星優志(3年)は「春は2部優勝で1部に昇格。秋に明治神宮大会で優勝して日本一になりたい。個人的にはプロへの気持ちが強いです」と抱負を語った。

 昨年は悔しさが残った1年だった。コロナ禍の影響で唯一のリーグ戦となった秋は、最終日まで青学大と1部昇格を争った。専大との最終戦に赤星は先発し、4回1/3を7安打5失点でKO。1―7で敗戦し、直接対決の成績で上回る青学大は最終戦前に優勝を決めた。

 150キロ超えの直球を武器に3勝を挙げる活躍を見せたが、唯一の敗戦を「勝てたらプレッシャーをかけられた。(青学大の)ゲーム展開も違ったと思う」と振り返る。

 無念の敗戦から11日後、侍ジャパン大学代表候補選手強化合宿の参加選手43人が発表された。ドラフト1位候補に挙がる筑波大の佐藤隼輔投手(3年)らとともに赤星の名はあった。コロナ禍で合宿は中止となったが「2部にいる中でも評価してくれている。頑張ろうという気持ちになった」。厳しい冬の練習へ向け心を燃やすきっかけとなった。

 今冬は勝負所で勝てる“絶対的エース”になるべく、新球・フォークの習得にチャレンジ。12月まで行われた紅白戦で新しい武器を投げ込み、2種類のフォークを自在に操るまでに精度を高めた。

 日大鶴ケ丘ではプロ志望届を提出するも指名漏れ。右腕は日大で最速が7キロアップの急成長を遂げた。プロ入りの夢を叶えるため、春に真のエースの姿を見せる。

 ◇赤星 優志(あかほし・ゆうじ)1999年7月2日生まれ、東京都出身の21歳。小1で野球を始める。三宿中時代は軟式の上馬シニア野球クラブでプレー。日大鶴ケ丘では1年秋からベンチ入りし、2年夏と3年夏は背番号1。甲子園経験なし。プロ志望届を提出するも指名漏れで日大に進学し、1秋からベンチ入り。球種は直球、ツーシーム、カット、カーブ、スライダー、フォーク。遠投100メートルメートル、50メートル6秒3。1メートル75、80キロ。右投げ右打ち。

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