天理の1m93右腕・達 7回11K零封で8強貢献!さらなる目標掲げる「理想は1イニング10球」

[ 2020年9月21日 16:36 ]

令和2年度 秋季近畿地区高等学校野球大会奈良県予選  3回戦   天理9―0橿原 ※7回コールド ( 2020年9月21日    橿原市運動公園硬式野球場 )

7回無失点11奪三振の好投でチームに勝利を導いた天理・達
Photo By スポニチ

 来秋ドラフト候補に名が挙がる天理の1メートル93の長身右腕・達孝太投手(2年)が先発。7回3安打無失点、11奪三振の好投でチームを準々決勝へと導いた。

 初回から角度のある直球を軸に、三振の山を築いた。8―0の3回には無死満塁の場面を招いたが、2、3番打者を空振り三振に仕留めるなど得点は許さない。「カウントを変化球で取ったりして、理想とは違ったけど、慎重に投げることができた」。細心の注意を払い、危なげなく7回を投げ抜いた。

 勝利の原動力となったエースに、中村良二監督(52)はあえて厳しい言葉を投げかける。「7回で108球は投げすぎ。100は切らないと」。トーナメントを勝ち進むためには体力の温存も必要となり、加えて今年からは「1週間500球以内」の投球制限も設けられた。テンポの良さを追求すると同時に、今後を見据えると“省エネ”を学習していく必要性もある。「彼が普通に投げることができれば、試合はつくれる」と期待は大きいからこそ、高いレベルの内容を要求する。

 達は「三振を取りに行く中で打ち取ることができれば。理想は1イニング10球」と掲げた。最速154キロ右腕の大阪桐蔭・関戸をはじめ、全国的に同学年の投手のライバルは多い。それでも「自分は球速以上に、打者にスピードを感じさせるタイプ」と他者は気にしない。自己最速は145キロで、まだまだ伸びしろは十分。潜在能力に加え、長身に長い手足など、自分だけの武器で勝負する。

続きを表示

「大谷翔平」特集記事

「始球式」特集記事

2020年9月21日のニュース