巨人、毎回の19安打&10点でマジック31!直江5回途中降板も鍵谷が長野、誠也連続三振斬りで3勝目

[ 2020年9月21日 21:41 ]

セ・リーグ   巨人10―3広島 ( 2020年9月21日    東京D )

<巨・広>初回2死二塁、岡本が中前適時打を放つ(撮影・篠原岳夫)
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 巨人が10―3で広島を下して2連勝。リーグ連覇への優勝マジックを1つ減らして31とした。貯金は24で、両リーグ一番乗りとなるシーズン50勝目に王手をかけている。広島は2連敗で今季40敗目を喫し、今季ワーストタイの借金10。

 巨人は0―2で迎えた初回、主砲・岡本の中前適時打で1点差とすると、2回には松原が右中間スタンドへ2号ソロを放って同点。3回に丸の一ゴロで勝ち越すと、4回には中島の7号ソロ、吉川尚の右前適時打、坂本の左翼線適時二塁打で一挙3得点を挙げた。

 投げては初回に先制2ランを被弾した先発右腕・直江が打線に逆転してもらって迎えた5回、勝利投手の権利まであと2死となってから連続四死球を与えて無念の降板となりプロ初勝利はお預けとなったが、その後も打線が爆発し、毎回の19安打で10得点。リリーフ陣も5回1死満塁に登板して長野、鈴木誠を2者連続三振に仕留めた鍵谷、6回を3者凡退に仕留めた高梨らが見事な投球を見せて逃げ切った。勝利投手は鍵谷で今季3勝目。

 広島は田中広の右越え5号2ランで初回に先制しながら、先発右腕・九里が4回9安打6失点KO。6回にはこの日の試合前に出場選手登録されたばかりの3番手右腕・今村が1死しか取れずに5安打3失点と炎上した。

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