ヤンキース田中 連日の有酸素運動 ブーン監督「少し量を増やした」「反応は良かった」

[ 2020年7月9日 14:40 ]

ヤンキースの田中将大投手
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 4日に頭部に打球が直撃したヤンキースの田中将大投手(31)が8日(日本時間9日)、ヤンキースタジアムのフィールドに姿を見せた。

 午後2時30分頃、球場のフェンス際を堀江慎吾通訳と歩いて身体を動かした。ダッグアウトでマット・ブレーク投手コーチと話すシーンもあり、同3時過ぎには球場を後にしたという。その後、ヤンキースの公式サイトにもマスクを着用し、帽子をとって笑顔を見せる田中の写真が投稿されている。

 アーロン・ブーン監督はオンライン会見で「室内で有酸素運動をやり、外を歩いた。昨日もやったが、今日は少し量を増やした」と語っており、田中は前日もメディアのいない時間にスタジアムを歩いた模様。ブーン監督は「少し心拍数を上げたが、反応は良かった。まだ時間をかけているが、状態はとても良い」と述べ、大リーグ機構(MLB)が定めた脳振とうプロトコルに従った上での経過が順調であることを強調していた。(ニューヨーク・杉浦大介通信員)

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2020年7月9日のニュース