阪神・呂彦青 契約最終年で初の1軍昇格を目指し奮起「試合が始まれば結果を出してアピールしたい」

[ 2020年5月8日 05:30 ]

鳴尾浜球場で自主練習にのぞむ呂彦青(阪神タイガース提供)
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 今季が契約最終年となる阪神・呂彦青(ル・イェンチン)が“世界最速”でプロ野球の開幕を迎えた故郷・台湾を励みに初の1軍昇格を目指す決意を示した。鳴尾浜球場での自主練習後に球団を通じて心境を明かした。

 「契約最終年がこういう事態になってしまったことは仕方がない。試合が始まれば、当然結果を出してアピールしたい。この期間も試合が始まった時にベストパフォーマンスを出せる準備期間として大切に過ごしたい」

 日本は開幕白紙の状況に加えてチーム内の外国人枠争いも激しい。既に本格的な投球練習も再開済みで、ブルペンでは捕手を座らせて変化球を交えて40球を投げるなど、約3時間のメニューを消化した。来日3年目を迎える24歳左腕が苦境に立ち向かう。

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2020年5月8日のニュース