巨人・菅野 風速10メートルの逆風下で遠投調整「風に向かって投げることで軌道を確認」

[ 2020年5月8日 05:30 ]

逆風の中で遠投を行い、力強い球を投じた巨人・菅野
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 巨人・菅野が川崎市のジャイアンツ球場で自主練習。逆風の中、遠投で調整した。時折、風速10メートルを超えた強風を切り裂いた。きれいに縦回転のかかったボールが右翼から左翼へ。風下に立った右腕は丁寧に遠投を繰り返した。

 きれいな縦回転の球は球筋がぶれずに風を切り裂くが、わずかでも回転軸がずれれば風の影響を受け曲がる。「風に向かって投げることで軌道を確認できる」と15年の米ハワイ自主トレでも導入していた練習法だ。

 個人調整期間が続く中で工夫をこらす。「試合が来る日を待ってくれているファンの方のためにも頑張っていきたい」と球界に吹く逆風にも立ち向かっていく。 (青森 正宣)

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2020年5月8日のニュース