ヤクルト・村上 東京五輪&WBC“ダブル出場”に意欲「どっちも…思いすごくある」

[ 2020年5月8日 05:30 ]

打撃練習を行う村上(球団提供)
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 ヤクルトの主砲・村上が来年3月に開催予定のWBCと東京五輪のダブル出場に意欲を示した。埼玉県戸田市の寮でテレビ会議アプリ「Zoom」で取材対応し「WBCとオリンピックどっちも出られたらという思いはすごくある」と胸の内を語った。

 プロ3年目の20歳だが、両大会で日の丸を背負う可能性を十分に秘める。昨年は36本塁打、96打点を記録し、10代での日本球界記録を次々と塗り替えた。今季4番構想を描く高津監督も3日の取材で「目指してやってほしい」と期待する。

 村上は過去に東京五輪出場への思いを語ったことはあったが、WBC出場には初言及だった。その上で「しっかり結果を残さないと選ばれないと思います。まずは今シーズン開幕して自分のプレーができるように頑張りたい」と自覚も備える。

 取材前には戸田球場で打撃練習を行い「寮生なので室内練習場もウエート場も使えます」と環境に感謝。自主練習や外出自粛により増えた空き時間には自身や他の選手の打撃映像を見るなど野球漬けの日々を送っている。 (川手 達矢)

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2020年5月8日のニュース