ソフトバンク 32打席ぶり快音は打った瞬間分かる6号ソロ 山川穂高「自分のバッティングができました」

[ 2026年5月3日 06:00 ]

パ・リーグ   ソフトバンク5―0楽天 ( 2026年5月2日    みずほペイペイ )

<ソ・楽(8)>4回 ソロ本塁打を放った山川は満面の笑みでナインとタッチを交わす
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 代名詞の一発でトンネルから脱出した。ソフトバンクの山川穂高内野手(34)が2日、楽天戦の4回に32打席ぶりの安打となる6号ソロを放った。前日1日の同戦で連続無安打の自己ワーストを更新したが、信念のフルスイングで4月16日の楽天戦以来となるアーチを左中間席へ描いた。チームは2連勝で、6カードぶりの勝ち越しを決めた。

 打った瞬間、それと分かる豪快な一撃だった。チームメート、首脳陣も大喜びで久しぶりの快音を祝福。ダイヤモンドを一周した山川は笑顔で応え、仲間たちとハイタッチを交わした。

 「自分のバッティングができました。ここからチームの勝ちにつながるバッティングができるように準備をしっかりとしていくだけです」

 4―0の4回1死走者なしの場面。楽天の先発・ウレーニャが2ボール2ストライクから投じたスライダーを完璧に捉えた。4月19日のオリックス戦の第2打席から続いていた自己ワーストの31打席連続無安打に終止符を打つ6号ソロ。待望の一本を左中間スタンドに叩き込んだ。

 結果が出なくても自分のスタンスは崩さなかった。恒例のアーリーワークから自らの打撃と向き合った。試合前練習で前日に続いて打撃談義を交わした王貞治球団会長は復調を信じてた。「長谷川コーチと話し合い、いろいろやっているみたいだからね。彼が“今日はこんな感じでやります”と言っていたから余計なことは言ってないよ」と王会長。技術面で軸となる部分は変えずに微調整し、8試合、32打席ぶりにHランプをともした。

 本塁打王に過去4度輝いているホームランアーチストの山川にとって、代名詞の一発で長いトンネルを抜けたことは大きい。小久保監督も「その後の凡退は三振でしたが、打席の雰囲気やファウルの感じは違った。また明日以降、期待したいですね」と完全復調に期待を寄せた。

 西武時代の19年7月にも本塁打で27打席連続無安打を止め、同年は43本塁打でタイトルを獲得した。リーグ3連覇に欠かせない背番号5が、本領を発揮するのはこれからだ。 (木下 大一)

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