DeNA・三浦ファーム監督「出過ぎず、出なさすぎず」コーチとの対話重視

[ 2020年2月6日 05:30 ]

就任1年目のDeNA・三浦ファーム監督(撮影・島崎忠彦)
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 スター監督ぞろいのイースタン・リーグが熱い。第1クール最終日の指導を行ったDeNA・三浦大輔ファーム監督(46)は「各担当コーチとコミュニケーションを取りながらやれている。みんないい動きをしていた」と満足げだった。監督として心掛けるのは「出過ぎず、出なさすぎず」。

 技術面は担当コーチに任せ、自身はコーチとの対話を重視する。キャンプ初日、「1軍に上がるために何をするべきかではなく1軍で結果を出すために何をするべきか考えよう」と語りかけた。1軍に昇格しても、すぐに2軍に戻ってきてしまっては意味がない。大切なのは、1軍で活躍できる選手を送り出すことだ。「今シーズンが終われば10人近く自由契約になるということを常に忘れず、一日一日大切にしてもらいたい」。厳しくも温かいまなざしを選手に向けている。

 横浜一筋25年の現役生活で172勝をマークした「ハマの番長」。キャンプでは打撃投手も務め、「投手目線で打者を見られる。森は“さすがドラフト1位”というスイングをしていましたよ」と野手陣の状態もチェックしている。金の卵たちを鍛え、自信を持って1軍に送り出す。(町田 利衣)

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2020年2月6日のニュース