西武 中村 走塁論語る「ストライクの軌道ならゴー それくらいじゃないと遅い」

[ 2020年1月8日 05:45 ]

都内で行われたトークショーにゲスト出演した中村
Photo By スポニチ

 西武・中村剛也内野手(36)が7日、都内でトークショーにゲスト出演。通算415本塁打を誇る打撃論はもちろん、打球判断に定評がある走塁論で集まったファンを沸かせた。

 昨年5月4日の楽天戦(メットライフ)。二塁走者として、金子侑の中前打で一気にサヨナラのホームを踏んだ好走塁について「2死だったのでそんなに難しくなかった」とサラリと話し「二塁走者は捕手の構えもゾーンも見える。振ったらゴーではなく、ストライクの軌道ならゴー。それくらいじゃないと遅い」と解説。「小学校、中学校から足は早かったけど(周囲に)見せないようにしていた。(運動会などでは)一番でしたけどね」と独特な言い回しで表現した。

 現役最多の6度の本塁打王を誇る主砲は昨季、劇的なサヨナラ弾で史上20人目の400本塁打を達成。4本の満塁本塁打を放つなど、4年ぶりに30本塁打の大台に到達した。プロ入り19年目を迎える今季の目標は「とりあえず3連覇。言っていて響きが気持ち良い。連覇ではなく“3”がつきますから」と話し、大きな拍手を浴びていた。

 そのほか、ファンから「メジャーリーグに挑戦したいと思ったことは?」と質問されると「あるっちゃありますけど。そんなにめっちゃ行きたいとかじゃなくて興味を持っていたくらいですね。201何年くらいですかね」と笑顔で話すなど、大いに盛り上げていた。

続きを表示

2020年1月8日のニュース