阪神 原口 あしながおじさんプラン!1安打1打点につき1万円寄付「たくさんできるように」

[ 2019年12月8日 05:00 ]

契約更改交渉後の会見で笑顔をみせる原口(撮影・坂田 高浩)
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 阪神の原口文仁捕手(27)が7日、来季の安打数と打点数に応じた金額を福祉施設などに寄付する考えを明かした。1安打、1打点につき、それぞれ1万円ずつを予定している。今年1月の大腸がん手術から復活を遂げた男が「足長おじさん」となり、闘病生活を送る人々らを少しでも笑顔にすべく、来季以降のさらなる活躍を目指す。

 実に原口らしい夢のある行動だ。1月の大腸がん公表から始まった激動のシーズン。ファンの支えと声援があったからこそ、一年を走り抜けることができた。恩返しともいえる今回のプラン。原口は「自分の成績によって寄付していきたい。安打と打点で1万円ずつです。相当な額になると思うので頑張ります」と説明した。

 「子どもたちの明るい表情を見て、まだまだ野球選手の間に何かできることはないかなと考えました。自分の成績が寄付につながるのなら、野球を頑張る一つの理由でもある。そういった部分でも力の源にして頑張りたいと思います」

 チャリティー活動への意識はもともと高い。その一つが大腸がん啓発チャリティーグッズ「グッチブレス」だ。11月21日には神戸市内の小児がんケア施設を訪れ、収益金(経費除く)と100万円を寄付した。子どもたちとの触れ合いや交流を通してさらに意識は高まった。来年1月18日には和歌山県のすさみ町でチャリティーランも予定されている。

 6月に戦列復帰した今季は43試合に出場し、打率・276。24安打11打点と振るわなかっただけに、雪辱の来季へ燃えている。打てば打つだけ、子どもたちや闘病中の患者の笑顔が増えることは、これ以上ないモチベーションにつながる。目標金額を問われると「する気満々。たくさんできるように」と言葉に力を込めた。

 どの施設に寄付するかなど詳細は決まっておらず、後日に発表される予定。「僕は大きな病気になったので、いろいろつながりもある。検討していきたい」と含みを持たせた。現役選手である限り、チャリティー活動はずっと続けていくという。本塁打数やお立ち台に上がった回数によるプラスアルファについても「検討ですね」と前向きにとらえた。(吉仲 博幸)

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