中日・大野雄「我慢」で2年連続の最優秀防御率&貯金15誓う

[ 2019年12月8日 16:02 ]

CBCテレビ「サンデードラゴンズ」に出演し笑顔の大野雄大
Photo By スポニチ

 中日の大野雄大投手(31)が8日、CBCテレビ「サンデードラゴンズ」に生出演。来季の公約に2年連続の最優秀防御率を掲げ、貯金15を最大目標に据えた。

 「結局は貯金なんですよね。10勝っても10負けるというレッテル(を貼られている)じゃないけど、自分でも実際思ってます」

 9月14日の阪神戦で史上81人目のノーヒットノーランを達成し、初の最優秀防御率を獲得。それでも15年以来の2桁勝利にはあと1届かず、9勝8敗に終わっただけに、まったく満足はしていない。「吉見さん(一起)は(前回優勝の11年に)18勝3敗の貯金15をやられてた。それがやっぱり1番手、2番手を張っていくピッチャーだと思う」。自身の1シーズン最多貯金は14年、10勝8敗の2。名実ともに真のエースと呼ばれるためには、少し寂しい数字だ。

 そのためには「我慢」がテーマになる。「ナゴヤドームは点が入らない球場。もちろん取られにくいっていうのもありますし。それはウチのピッチャーも心得とかないといけない。点取られない分、点は入らへんという。いかに我慢して投げられるかだと思う」と熱く語った大野雄。現在、通算成績は58勝61敗の借金3だが「ひっくり返したい」と闘志を燃やした。

続きを表示

2019年12月8日のニュース