岡本伊三美さん死去 95歳 元近鉄監督、現役時代は南海一筋13年間プレー「100万ドルの内野陣」

[ 2026年4月20日 11:20 ]

 近鉄で監督を務めた岡本伊三美さんが今月15日午前7時57分に肺炎のため、大阪市内の病院で死去していたことが20日、分かった。95歳。葬儀・告別式はすでに近親者のみで行った。

 岡本さんは1949年にテスト生として南海に入団。53年には116試合に出場して打率・318で首位打者に輝いた。主に二塁手として活躍し、南海一筋13年間プレー。飯田徳治、蔭山和夫、木塚忠助とともに「100万ドルの内野陣」と呼ばれた。通算1289試合に出場して打率・257、125本塁打、513打点、182盗塁を誇った。

 63年限りで現役を引退した後は南海、サンケイ(現ヤクルト)、南海、阪神、近鉄でコーチを歴任。84年には近鉄の第12代監督に就任し、86年にはリーグ2位へとけん引した。監督としては4年間で2度のAクラス。監督通算239勝242敗39分けで勝率・497だった。退任後は野球解説者などを務め、99年には近鉄の専務取締役球団代表に着任。コーチ、監督の経験を生かしてフロントマンとしても手腕を発揮した。年を重ねても野球への情熱は冷めることなく、全国野球振興会(日本プロ野球OBクラブ)の理事を務めるなど野球振興や発展に尽力した。


 ◇岡本 伊三美(おかもと・いさみ)1931年(昭6)2月26日生まれ。洛陽高(京都)を卒業後の49年に準登録選手として南海入り。好打の二塁手として50年に初出場し、52年に初のベストナイン。53年は首位打者を獲得しリーグMVPに輝いた。63年引退。通算1289試合で打率・257、125本塁打、513打点、182盗塁。南海、サンケイ、阪神、近鉄でコーチを歴任し、84~87年は近鉄監督。退任後は近鉄でフロント入りし球団代表も務めた。現役時は1メートル73、74キロ。右投げ右打ち。

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