広島 長野に来季残留を要請 鈴木球団本部長「時間をかけて」

[ 2019年10月12日 05:30 ]

広島の長野
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 広島は11日、海外フリーエージェント(FA)権を持つ長野久義外野手(34)に来季の残留を要請した。初交渉に臨んだ鈴木清明球団本部長は「1回目なので互いの考えを話し合った。時間をかけて話をしようとも伝えた」と説明した。

 巨人にFA移籍した丸の人的補償で加入した10年目の今季、開幕から状態が上がらず、出場72試合で打率・250、5本塁打、20打点はいずれもプロ入りワースト。ただ終盤は本来の姿を取り戻し、8試合で4番に座るなど中軸を担った。

 長野は秋季練習に自主参加中。帰途に就く際、報道陣に対応する鈴木球団本部長から「一緒に戦おう」と声を掛けられると、思わず苦笑する場面もあった。佐々岡新監督も「僕の気持ちは伝えてある。一緒にやりたい」と残留を熱望した。 (江尾 卓也)

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