オリックス再建へ 楽天退団の小谷野栄一氏を2軍コーチで招へい検討

[ 2019年10月12日 05:32 ]

オリックス時代の小谷野氏
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 オリックスが小谷野栄一氏(39)を打撃部門のコーチとして招へいへ動くことが分かった。今季1軍で打撃コーチを務めた楽天からの退団が11日に発表され、球団内で意見統一して近く正式要請する見通しだ。昨季の引退までオリックスでプレーし、ほとんどの選手の特長を把握。後輩から慕われる兄貴分的な存在でもあり、再建の担い手として白羽の矢を立てた。

 5月に23試合連続で1桁安打を経験するなど貧打が5年連続Bクラスの一要因だった。チーム打率(・242)、チーム総得点(544点)はいずれもリーグ最下位に沈み、西村監督も「打者は何をすべきか考えないといけない。得点圏での対応もそう」と課題を挙げていた。

 球団は打撃部門のテコ入れを図っており、既に1、2軍の打撃コーチ4人のうち3人が退任。来季の1軍打撃部門は留任する田口野手総合兼打撃コーチと昇格する後藤2軍内野守備走塁コーチが務める予定で、小谷野氏は2軍で若手指導を任されことが濃厚だ。

 今季も中嶋2軍監督のもとで生え抜き育成に力を入れ、ドラフト1位・太田と同5位・宜保が主に二遊間を形成。特に太田は小谷野氏と同じ右打者で、将来は中軸を期待される金の卵だ。10年に打点王を獲得するなど勝負強い打撃のエキスを次世代のスター候補に注入することが期待されている。指導者1年目だった楽天ではブラッシュの再生に一役買うなどAクラス入りに貢献。常勝球団をつくる上でキーマンとなりそうだ。

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