【牛島和彦 視点】ソフトB千賀救ったカットボール 森に直球と錯覚させるスピードと切れ

[ 2019年10月12日 06:40 ]

パ・リーグCSファイナルステージ第3戦   ソフトバンク7―0西武 ( 2019年10月11日    メットライフD )

力投する千賀(撮影・岡田 丈靖)
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 カットボールがこの日のソフトバンク・千賀を助けた。立ち上がりは良くなかった。直球は高めに浮いて、フォークも制球できていなかった。唯一良かったカットボールで序盤を何とかしのいでいた。

 中盤は西武打線もカットボールを狙ってきたが、その頃には他の球種も調子を戻していた。8回2死一塁では、2ボール2ストライクから森の膝元に落ちるカットボールで空振り三振を奪った。森は直球と思ってスイングしていた。それだけスピードも切れもあったのだろう。

 大差はついたが最後までソフトバンクは西武打線の脅威を感じていた。もう1点を求め、無死の走者を犠打で進め続けたのはその表れだ。追い詰められた西武は攻めるしかない。それには投手陣の奮起が必要だ。初球のボール球が多く、全イニングで走者を出し、守備の時間が長引いた。これでは攻撃のリズムはつくれない。ストライク先行を心掛け、開き直って攻めてほしい。

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