阪神、敗戦も8回反撃が光 マルテ&糸原が連続適時二塁打「マルテに続こうと思った」

[ 2019年9月9日 06:45 ]

セ・リーグ   阪神2-3広島 ( 2019年9月8日    マツダ )

8回2死二塁、糸原は適時二塁打を放つ(撮影・大森 寛明)
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 最低でも勝ち越しがノルマだっただけに余計に悔しさが募った。阪神は3位・広島との直接対決第3ラウンド。接戦での競り負けにあって唯一の希望は8回に記した2得点だろう。中軸2人が諦めない姿勢を体現した。

 「いつも通り100%を出しました。勝利が一番欲しいので、やるべきことを継続してやっていくだけ」

 マルテが回想したのは、8回2死一塁で迎えた第4打席だ。広島3番手・中村恭の投じた154キロの高め直球をフルスイングで仕留めた。打球は弾丸ライナーで左翼手の頭上を襲い、スタートを切っていた近本を本塁へ迎え入れた。不振の大山に代わって8月10日から猛虎104人目の4番に座る助っ人砲が会心の適時二塁打でゼロ行進を止め、反撃の口火を切った。

 このマルテの一撃で中村恭をマウンドから引きずりおろすと、5番・糸原も流れに乗った。カウント1―2からの4球目。4番手・フランスアの投じた153キロの高め直球をコンパクトに振り抜いた。打球はライナーで中堅手の頭上を越える適時二塁打。キャプテンは「マルテに続こうと思った」と汗をぬぐった。続く大山の四球で好機が拡大しただけに、あっけなく三邪飛に倒れた高山の打席がもったいない。

 残り15試合。広島との直接対決は、もう1試合しか残されていない。厳しい現実を突きつけられたが、自力でのCS進出の道は閉ざされていない。糸原は選手を代表するように「明後日(10日)からしっかり頑張ります」と言葉に力を込め、本拠地・甲子園で迎え撃つヤクルトとの3連戦に視線を向けた。(吉仲 博幸)

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