エンゼルスの“愛犬家”ヒーニー、小児病院に贈ったセラピー犬の名は…

[ 2019年8月3日 09:45 ]

200人の参加者と愛犬が一斉にスタートしたワンコレース
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 エンゼルスのアンドルー・ヒーニー投手が7月27日にアナハイム近郊の公園で主催のチャリティーイベント「ワンコレース」を行った。1マイル(約1・6キロ)と5キロの2部門に分かれ、飼い犬と飼い主が併走するイベントで200人が参加した。

 ヒーニーは朝から愛犬2匹を連れて参加。会場には中継ぎ右腕コールの姿や、大谷の通訳を務める水原一平氏も愛犬と顔を出していた。大谷も大の犬好きで、野手復帰前の4月には同じリハビリ組だったヒーニーと愛犬2匹も一緒に食事に出掛けて、よく可愛がっていたという。

 ヒーニーは「犬が自分の心を本当に癒やしてくれる。子どもたちにも同じ思いをさせてあげられたらと思って」と今年で4回目となったイベントの趣旨を語る。収益金は小児病院へセラピードッグを寄付することなどに使われてきた。

 ヒーニーが犬を飼い始めたのはオクラホマ州立大学時代。当時から交際していた夫人とラブラドル犬を育ててきた。

 「プレーをしていると、どうしてもネガティブなことを言われることもある。でも犬はポジティブ思考だし、僕に愛情だけを与えてくれる存在。そういう時には、そのポジティブな愛情がとても癒やしてくれるんです」

 勝負の世界では失敗もつきもの。その時、誰もが「切り替える」ということを口にするが、ヒーニーにとっては愛犬の存在こそが気持ちを切り替えるために必要だった。キャリアになくてはならない相棒だと振り返る。

 7月1日には親友だったタイラー・スカッグス投手が急死するという不幸が訪れた。ヒーニーと2人が投手陣の柱でありリーダーだった。追悼ミサではチームメートを代表してスピーチし、早すぎる別れを惜しんだ。

 今回のイベントはバナーなど至る所にスカッグス氏の背番号45のバッジが配された。スカッグス氏の母デビーさんも誘い、まだ8カ月の愛犬パクストンと一緒に参加しレースを走った。参加者全員にヒーニーが完走メダルを手渡しした。デビーさんとも笑顔で抱き合い、健闘を称えていた。

 イベント後、収益からオレンジカウンティの小児病院に1匹のセラピー犬が贈られることが決まった。犬の名前は「Skiggles(スキグレス)」。みんなが親しみを込めて呼んでいたスカッグス氏のニックネームが名付けられた。(記者コラム・後藤 茂樹)

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