ロッテ鈴木 サヨナラ阻止の好守、ぼてぼて三ゴロ間一髪アウト

[ 2019年8月3日 23:54 ]

パ・リーグ   ロッテ0-0楽天 ( 2019年8月3日    楽天生命パーク )

<楽・ロ>12回2死一、三塁 内野ゴロの下水流が必死のヘッスラもアウト。ゲームセットで引き分けとなる(撮影・白鳥 佳樹)
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 サヨナラ負けの危機を救ったのはロッテ・鈴木の勇気と洞察力だった。

 0―0の延長12回2死一、三塁。楽天・下水流の打球はぼてぼての三ゴロだった。代走を出され、退いたレアードに代わり、この回、一塁から三塁に回った背番号7は素早く前進すると素手で打球をつかみ、一塁へ。間一髪アウトだった。

 「下水流さんはその前の打席でも同じような当たり(8回1死、三塁内野安打)があったし、イメージはありました。正直、一塁は見る余裕もなかった。ギャンブルでした」

 今季はレアードの加入でコンバートされ、三塁でのスタメンは4試合。途中交代を入れても11試合目だったが、守備練習だけは欠かしたことはなかった。「練習は大事だと改めて分かりましたね」とほっとした表情を浮かべていた。

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