原監督に感じた“視野の広さ” 残り試合をどう乗り切るかに注目

[ 2019年8月1日 11:49 ]

通算1000勝を達成した巨人・原監督 (撮影・西川祐介)
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 13年のWBC準決勝で日本が敗れた翌日。侍ジャパンのシニアアドバイザーの帰国を待った。取材者は、私だけだった。空港での第一声は「日本の人たちは、どう受け止めているのかな?」だった。

 自身は09年のWBCで日本を指揮し、世界一に導いた。日の丸を背負って戦う重みを誰よりも知っていたのだろう。重盗失敗によって3度目のWBCで日本が初めて世界一を逃したことに対し、ファンの反応が気になった。同時に、山本浩二監督への風当たりも心配しているようだった。

 今年から巨人の指揮を執る原監督が、監督通算1000勝を達成した。巨人担当をしていた06~09年の4年間は上原氏の抑え起用など、さまざまな采配を見てきたが、印象に残っているのが視野の広さだ。

 調子が上がらない選手をブルペンで直接指導することもあれば、「お前さんには、○○社のバットが合っていると思うぞ。だから、昨年までのモデルに戻してみたらどうだ?」と、選手が使用するバットのメーカーにも目が行き届いていることに驚かされた。

 4年ぶりの現場復帰。チームは首位に立っているが、2位・DeNAとは3・5ゲーム差(7月31日現在)。残り試合をどう乗り切るのか。原監督の視野の広さがどう発揮されるか、注目したい。(記者コラム・川島 毅洋)

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