DeNA サヨナラ勝ちで首位巨人に3.5差 宮崎劇打で5カード連続勝ち越し

[ 2019年8月1日 05:30 ]

セ・リーグ   DeNA4―3ヤクルト ( 2019年7月31日    横浜 )

9回1死満塁、サヨナラ打を放った宮崎は手荒い祝福を受ける(撮影・島崎忠彦)
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 DeNAは31日、ヤクルトに今季5度目のサヨナラ勝ちを収めた。3―3の9回1死満塁から宮崎敏郎内野手(30)が左前に決勝打。2連勝で50勝に到達し、後半戦5カード連続勝ち越しを決めた。首位・巨人が広島に敗れ、7月27日以来の3・5ゲーム差に再接近。最大10・5ゲーム差からの逆転優勝に向け、1日のヤクルト戦も勝ち、2日からの巨人との直接対決に向かう。

 真夏の暑さに、ウオーターシャワーが心地良い。宮崎がお立ち台で声を張り上げた。

 「最高の気持ちです!勝てて良かったです」。8回に2点差を追いつかれ、迎えた9回。1死満塁から三遊間を破り決着をつけた。今季2度目のサヨナラ打。15試合ぶりの2番起用が的中し、ラミレス監督も「打順別の成績で2番が一番いい数字(打率・364)。それで2番にした」としてやったりだった。

 今季7度目となる猛打賞。8月と夏本番を迎え、「暑さは苦手です」と困り顔の宮崎だが、日々欠かさない交代浴で疲労回復に努める。こだわりは「体に熱がこもっているので、逃がすように」とアイスバスの時間を多く取ること。自宅でも浴槽に大量の氷を入れて「自家製アイスバス」をつくるほどだ。試合前には「スッキリすると疲労が抜ける」と酸素カプセルに40分入ってから出陣。夏バテ知らずの「ハマのプーさん」がチームに50勝で今季最多の貯金6を運んできた。

 この日の試合前には、正捕手・伊藤光が左手薬指剥離骨折で離脱。「柱の部分がいなくなって、カバーして助け合わないとと思って試合に臨んでいたはず」とチームの思いを代弁したように、危機を乗り越え一丸で勝利をつかみ取った。7月は16年5月以来の15勝。後半戦5カード連続勝ち越しに、指揮官も「ベリーハッピー」と笑みが止まらなかった。

 巨人とのゲーム差は3・5。後半戦開幕時は10・5あったが一気に詰め、あす2日からの直接対決に向けて追い上げムードは高まるばかりだ。ラミレス監督は現役時代、巨人移籍1年目の08年に阪神との最大13ゲーム差をひっくり返した「メークレジェンド」の立役者となった。今度は監督として敵になった巨人を相手にその再現も現実味を帯び始めた。

 「一日一日をどう勝つか、やってきた結果がこの成績。優勝のためにはカード勝ち越しを続けないと。シーズン序盤の不調を考えるとよくやっている」。そう話す表情には自信がみなぎる。恒例イベント「YOKOHAMA STAR☆NIGHT」と銘打たれた今カードの今年のテーマは「宇宙への航海」。逆転優勝への旅路を進んでいく。 (町田 利衣)

 ≪伊藤光骨折離脱 代役嶺井が1号≫伊藤光の離脱で先発マスクをかぶった嶺井がバットでも貢献した。5回に今季1号となる左越えソロで貴重な追加点を奪い「いいポイントで捉えることができました」と振り返った。自身が先発マスクの試合は6連敗中だったが、ついに勝利に導き「ずっと勝てていなかった。今日は(先発の)浜口に背中を押されながら試合を進められた」と安どの笑みをこぼした。

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